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2020年5月26日 (火)

クリニック三種三様

 最近、診ていただいたK医院の待合室で、待っている患者さんに面白い文書を配っておられました。
このコロナ禍の中、ちょっと素敵だな~と感じたので、紹介させてください。
でも勝手に病院名とかを公表してしまうのはいいかどうかわからないので伏せさせていただきます。

読んでから、待合室で周りを見回してみると、待っている患者さんは誰もマスクをしていません。
そう言えば、受付のおばさんも看護婦さんも先生もマスクをしていませんでした。
ここの先生には、2年ほど前に母も一度診察していただいたことがありました。
その時、認知症もある母がいろんな薬を飲んでいる話をして、お薬手帳を見せたところ、
「こんなにいっぱい薬を飲み続けているから認知症になるんですよ。
一旦、全部やめてみたらいい。そうしたら認知症なんて治ってしまうわ。
薬っていうのは毒でもあるんやで」
というようなことをおっしゃったのです。

内科から皮膚科、整形外科、歯医者、泌尿器科、etc・・・と
その頃、母にあそこが痛い、ここが具合悪いと言われるたびに、
あちこちのクリニックに連れていくことになり、
行くところ行くところで薬が増え、またクリニックごとで認知症について先生の捉え方がそれぞれに違っていて、
私なりにとても悩んでいました。
そんな中で「薬をやめたら治るよ」と言ったこんな先生は初めてでした。

でも、私にはこれは極端すぎるような気がして、今も母がお世話になっている心療内科のSクリニックS先生にこのことを相談したのです。
「こちらは医療の素人なのに行く病院ごとで先生のおっしゃることが極端に違い過ぎて、いったいどうしたらいいのかわからなくなります」
というのが私の悩みでした。
S先生「薬を出すには出すだけの理由があるからなので、全く飲むなというのはちょっと過激ですね。でも、同じような薬を重ねて飲むようなことにはならないように気を付けなければならないので、病院では必ずお薬手帳をみてもらうようにしてください」とおっしゃいました。
これはとても納得のいく説明です。
そして、S先生は個々の患者の細かいデーターをそれが他所のクリニックから得たものであったとしても
とても大切に扱って、資料としてコピーし判断の材料にしてくださいます。
他の専門病院に診てもらうことになっても、そこの先生とちゃんと連絡をとって対処してくださいます。
そして、とてもアットホームでユーモアあふれる素敵な診療所だよりをスタッフの皆さんと作られています。
ご自身が町医者になるまでのノウハウを一冊の本にまとめて出版されたりもしています。
私にとっては一番信頼できる先生です。
現在、先生ご自身が闘病中ではあるのですが、治療しながらもクリニックのお仕事を続けておられます。
母と共に2カ月に一度ぐらいの予約しか取れませんが、お話するだけで元気になれるような気がしてしまう、そんな先生なのです。

S先生に診ていただくようになるまでに、よく利用していたクリニックがもう一つあります。
Mクリニックとしましょう。
そこはいつも空いていて、インフルエンザなどの流行期にもあまりお客さんがいないので、
しんどい時にすぐに診察してもらえるのが便利です。
M先生は患者の私の顔を見ないでいつも机の前のパソコンの画面だけをみて、
「どうされましたか?」と質問されます。
私はこのクリニックでは、例えば「風邪のようなので咳止めと痰や鼻水を止める薬と抗生剤を出してください。頭も痛いのでロキソニンもお願いします」というように具体的に欲しい薬をリクエストすることにしています。
先生は一応、喉を見たり見なかったりしますが、まあそれはあまり気にしない。
こちらが欲しい薬を大概はそのまま出してくれるからです。
目眩の時も、よく利用していました(最近はS先生のところに行ってます)。
「目眩」と聞いただけで「目眩止め」の点滴をすぐにしてくれます。食欲もない時には栄養剤も点滴してくれます。
他の大きな病院で検査したい時などは、行きたい病院名を言うと、すぐに紹介状を書いてくれます。
でも、このM先生は自分の手に負えそうもない患者さんが来院すると、
すぐさまクリニックに救急車を呼ぶようなこともよくされます。
だから、自分で自分の病気の判断ができるような簡単な風邪のような時には便利なクリニックということになります。

 さて、最後に私が面白~いと感じたK医院の先生の文書をご覧ください。
S先生もそうですが、患者さんに自分の思いをどんどん発信していく町のお医者さんって
素敵だなあと私は思っています。

 

  患者の皆様へ(当法人の感染症対策の考え方第2弾)
 いつも〇〇〇〇〇を御利用頂きありがとうございます。
さて、今年は年初より新型コロナウイルス感染症が国際社会及び皆様の生活にも大きな影を落とし、世界経済も生活も滅茶苦茶な状態になってしまいました。
 感染症対策では各国の政府がどのような考え方で指導体制をとるかによって社会への影響は大きく異なり、各国の持つ情報収集力と客観的で科学的な分析力がとても重要になります。
その詳細な評価をこの場では述べませんが、我が国の政府の対応は情報収集カ・分析力のいずれにおいても極めて稚拙で、大きくミスリードしてしまったのではないかと考えています。
 客観的データとして皆様に示したいのは昨年(令和元年)一年間の大阪府下のインフルエンザウイルス感染者数が88, 389人、乳幼児に重篤な肺炎や死亡をもたらすRSウイルス感染者数が12 , 478人であるのに対して、5月23日現在の大阪府下のコロナウイルス感染者は約5か月間でたったの1 , 781人でしかありません。
 一部の専門家たちが必要以上に恐怖を煽った結果、政府もマスコミもパニックを起こして現在の混乱を招いているものと考えています。
ようやく5月21日に大阪府の緊急事態宣言・自粛要請は大幅に緩和され、徐々に日常を取り戻しつつありますが、一部の施設等では現在も自粛要請が継続され、手洗い、うがい、マスク着用の励行が盛んに喧伝されています。
 しかしながら、季節は初夏となり日中は相当暑い日も増えてきています。
冷たい水での手洗い、うがいは他のウイルス感染症のみならず細菌感染症の予防にも、さらに熱中症の予防にも十分に役立ちますので今後も継続して励行される事が薦められますが、マスクの着用は顔面周囲に熱気を籠らせて熱中症発症のリスクを飛躍的に高めてしまいます。
このリスクはコロナ感染による発病の危険性をはるかに上回るものであり、老若男女を問わず誰もが熱中症にかかる可能性が高く、
敢えてマスクの着用を皆様に強要する意味は無いばかりかむしろ有害なものと考えています。
 御自身の責任においてマスク着用される事を敢えて否定するつもりはありませんが、当院の医師・職員はマスクを外して診療を行います(但し、手術室では帽子・マスクを着用します)。
また皆様も当院ではマスクを外して頂いて一向にかまいません。
 診療所・施設入館時の全員の検温、手指の消毒は5月末までを目途に継続いたし ますが、状況を見ながら徐々に体制は簡略化する予定です。
以後も消毒液は継続して設置しますので手指の消毒を御希望の方は自由にお使い下さい。
1日も早く皆様の平常が戻る事をお祈り致しております。
私たちは正しい知識で皆様の健康と平穏な日常・生活をサポートしたいと考えています。
   医療法人〇〇会〇〇〇〇医院(文責理事長〇〇〇〇)


 

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この、K医院の文書に賛同します。

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