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2021年1月30日 (土)

「ライオンのおやつ」

Img_20210131_0001図書館で予約した時には250番ぐらいだった本の順番がやっと回ってきました。
1年近く待ったのかもしれない。

小川糸さんの本は優しいですね。
命は生と死の間の扉を開け閉めしながらぐるぐると周っていく。
「死」が人生の終着点ではないことを感じさせてくれる1冊でした。

不治の病で命が残り少ないことを宣告された時に自分ならどうするでしょう。
瀬戸内海のレモンの成る島に建つ終末期を過ごすための施設「ライオンの家」。
海を見ながら、手作りの美味しい食事やおやつを生きる糧にして、
残り少ない日々を心静かに過ごしたい。
そんな人たちが訪ねてくる。
こんな場所があるのなら、
そんな時がもし自分に訪れたときにはぜひお世話になりたいものです。

ライオンのおやつを目の前にぶら下げられて、
それを楽しみに生きていく。
心にあるわだかまりを一つひとつ解きながら、「死」への旅立ちを待つ。
読みながら、昨年6月に旅立った友人のことを思い出したりもしました。
こんな心持ちで彼女が旅立ってくれていたのならいいなと。

優しい人たちがたくさん登場するメルヘンのようなお話でした。
小川糸さんの本、もっと読んでみたくなりました。

 

重度障害者の日中施設に働き始めていつのまにか15年ほども経ちました。
ここに働きに行くまでは、毎週、図書館に通って、本の無い生活など考えられない私でしたが、
実は働きだした頃からずっと本が読めない日々になってしまっていました。
理由は分からない。
文章が頭に入って来ないような感じで、文字を追うこと自体に興味が持てないでいた。
障害重い人たちと過ごす日々に、エネルギーを全部使ってしまっているのかな~?
とか、
一人で仕事することに慣れ過ぎていたから(ライター業)、
チームプレーのややこしい人間関係に生気を吸い取られてしまってるのかな~?
とか、
いろいろと想像してもみましたが、自分でもよく分からない。
でも、そういう10年以上が過ぎて、
この2年ほどでまた急に本が読めるようになってきました。
好きな作家さんを見つけると、
その人の本を何冊も何冊も読んでみたくなる。
また本が愉しめるようになったことが嬉しい私です。

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