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2022年9月21日 (水)

「成りあがり」

Img_20220920_0001 昭和24年生まれ、御年73歳になった世界のロックンローラー・矢沢永吉さんが28歳の時に語ったそのまんまを一冊の本にした「成りあがり」
インタビュアーは糸井重里さんです。
カセットテープを回しながら聴き取り、口調も言い回しもそのままに文字起こしして1978年に発行されています。
少し前にテレビで若手の俳優さん(誰だか忘れた💦)が、自分の人生のバイブルにしていると話していたのを見て、図書館で予約しました。
図書館で借りたこの本は、1982年第34刷の本です。
手元に受け取った時にあまりに紙が黄ばんでいて年季が入っているので、公共施設の貸出本がこんなに薄汚れていていいものか?と、返す時に聞いてみようと思ったぐらいでした👀
たくさんの人がページを繰ってきたことによって擦り減ったかのように
紙の端がセロテープで補強されたりもしています。

でも、読み終えて今は、こういう風に読み継がれてきた一冊だからこそ値打ちがあるように思えてきました。
「How to be BIG」という副題が付いています。

3歳で母親が蒸発。広島で被爆した父親と小学2年の時に死に別れ、親戚中をたらい回しされた後に、父方の祖母に育てられた彼は極貧の少年時代を過ごしています。給食が一番のごちそうであり、小学3年生頃から自分でご近所さんの使い走りなどのアルバイトを始めます。

高校卒業後、アルバイトで貯めた僅かなお金を手に夜行列車で東京へ。
自分を捨てた親や親戚どもを見返してやるんだ、貧しさから這い上がってやるんだと”成りあがる”ことに全力を尽くした青春。
そして、文字通り「ロックンローラー・矢沢永吉」として長者番付に名を連ねるまでに成りあがった。

一目ぼれした奥さんと暮らし始め、28歳でもう3人の子どもの父親でもあった彼。
言葉の言い回しもそのままに本にしたこの一冊は、乱暴でもあるけれど、ものすごい説得力を持っています。

「いま、キツイと思ってるやつ。誰も助けてくれないよ。お前がそのまま自分のはぐれる気持ちを継続さすと、ますます、まわりは「待ってました」とやってくる。
おまえらは、反撃したくないか。
「永ちゃん、オレ、反撃してえよ」そうか。反撃してやれ。
もっともっと。
反撃するって、どういうことか。
おまえ自身に負い目がなくって、自分で、てめえの手でメシを食ってるんだという誇りを持つことだ。」

「自分の力で生き抜く」という永ちゃんの人生ポリシー。
生き方そのものがロックンロールなのだ💡

この本発行後にも、永ちゃんの人生には紆余曲折があったようです。
大切に守り抜くはずだった、妻のすみ子さんとは自身の不倫で離婚。
独立した自分の会社のメンバーの不正によって35億円もの借金ができたりもしている。
そんな波乱万丈をも永ちゃん流の歩み方で逃げずに克服。
今は幸せなのかな?
娘さんも歌手デビューしているようですね。

芸能人の人生本、結構好きです。
それは、見知っている顔や人となりに重ね合わせて読めるからかな?
私は絵画鑑賞も、有名画家の立派な絵を観るより、ご近所さんの顔見知りの絵を観る方が好きです。
ちゃんと顔が思い浮かべられて、できれば会話したことがあるぐらいの人の内面を知ることの方がワクワクするってことでしょう💡

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