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2023年4月 8日 (土)

「生きるぼくら」

Img_20230407_0001 前向きになれる原田マハさんの小説。
長年、美術に係わる仕事をしてきた原田さんの代表作は、ゴッホの人生を辿った「楽園のカンヴァス」
美術畑を歩いてきた人にしか書けない筆致で、ゴッホの心の内や彼を支え続けた兄の心境が書かれた作品でした。

この小説は、今の日本の若者を描いています。
生き辛く引きこもりになった青年が家から出て、大自然の中で米作りを始めていくお話。
その米作りの方法がテーマにもなっている。

自然農法にとことんこだわって、農薬や機械を一切使わず、ご近所の人たちの手を借りながら米作りをする。
土を耕すこともせず、お米の生育を妨げる草だけを毎日丁寧に抜きながら育てていく。
虫や生き物もそのままに土に返り、養分たっぷりの土を作る。
土は耕さずとも、自然にフカフカの柔らかい土になる。
この方法は、安曇野シャンティクティー臼井ご夫妻が長年続けているのと同じ農法だ。
花や野菜が溢れるシャンティクティの畑を見せていただいた時に、その土の柔らかさに驚いた。
あの驚きを覚えているから、この本に出てくる自然農法のこともとてもよく分かった。

http://yosakoinonatsu.cocolog-nifty.com/blog/2020/07/post-bb71c8.html

血は繋がらなくとも従妹同士の傷ついた青年と女の子が、
認知症になった祖母を助けながら、米作りに目覚めていくお話は分かりやすく、
少年少女小説のようでもあり、前向きな気持ちにしてもらえます。

そして、この作品にも東山魁夷「緑響く」という絵が登場します。
これがいいんだな~✨

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