愉しい一夜が明けました。
折角、京都まで来たので、今回はもう一人、懐かしい友に会うことにしています。
中学2年生の2学期に引っ越しして、門真の中学校から枚方第4中学校に転校しました。
転校なんて初めてだし、おとなしめで消極的だった私はドキドキ💦
そんな私に、声をかけて来てくれたのが邦ちゃんでした。
バレーボール部に入っていて、元気で優しい雰囲気の女の子。
「ネエネエ、ホソって呼んでいい?」
私は細川という苗字でした。
そう言って友だちになってくれました。
邦ちゃんを中心に他にも何人か友だちができました。
でも、残念ながら他に人のことは今ではもう思い出せません。
門真の中学校ではバドミントン部に入っていた私ですが、こちらの中学校にはなかったので、もう部活に入るのはやめました。
バレー部の活動で忙しかった邦ちゃんでしたが、よく気にかけてくれて、
2年3年と一緒に過ごし、交換日記をしたり、3年生では塾にも一緒に通ったりしました。
私が後々、ライターを仕事にしたり、今だにこうして書き続けているその根っこはこの頃の交換日記で培ったようにも思えます。
そして、偶然だったかどうかは憶えてないけど、私たちは同じ高校に入学しました。
高校でも彼女はバレーボール部に入り、スポーツ苦手だった私はフォークソング部に入りました。
部活中心の友人関係ができて、中学校時代のようには一緒に過ごさなくなったけど、
やっぱり私たちはいい友だち関係でした。
彼女は、中学時代から宝塚歌劇とジュリーが大好きで、当時からよくコンサートにも行ってました。
私は、フォーリーブスが好きで、一度一緒にコンサートに行ってくれたこともありました。
そんな昔話にいっぱい花が咲いた今回の再会💕
高校卒業にあたって、先の進路を決めようという時に、
邦ちゃんは、京都市立病院の看護学校に進むと言いました。
母がそれを聞いて、「女も手に技術がある方がいい時代やから、あんたも一緒に看護学校に行きなさい」と言いだして、
ケンカになったことがあります。
だって今でもそうですが、子どもの頃から”怖がりの痛がり”だった私には、
看護士さんなんて一番やりたくない、できるはずがない仕事だったからです。
私は、たいして受験勉強もせず、将来の夢も決められず、推薦入学で簡単に大学を決めました。
大学生活の4年間は遊び抜いた感じでしたね💦
でも、邦ちゃんはちゃんと看護学校を卒業して、そのままその京都の病院に就職し、
そして今もそこで働き続けています。
本当に初志貫徹。
素晴らしいですね✨
更に、ジュリーの追っかけも続けてる~✨
「もう家族みたいな感覚だからね」と。
高校卒業以来、今までに数回は会いました。
大学時代は同じ京都にいたので、その頃に一度。
結婚してから、お互い第1子が生まれて、たまたま子どもたちが同じ歳だったので、一度彼女の自宅に子どもを連れてお邪魔しました。
また夫同士がたまたまマラソンを趣味にしていた時期があって、どこかの大会で会いました。
高校の同窓会が10年ぐらい前にあって、挨拶ぐらいしかできなかったけど、そこでも会いました。
それ以来の再会です。
泊まっていた京都のホテルに原チャリで紫野から来てくれました。
あ~、本当に懐かしい懐かしい再会でした。
半世紀近くぶりに、そして、初めてゆっくり話せました。
一番濃密に仲良しだった中学時代に一気に戻ったような感じ。
あの頃と全然変わってない優しい笑顔の邦ちゃんでした。
話してみると、私たちは同じように3人の子どもを育て、
その中の一人、女の子が結婚し、3人の孫がいて、
その娘家族とは近い近い関係。
しかも一番上の孫はおんなじ小学一年生になったところ。
この数々の偶然の一致は面白い~✨
いろんな話が、誰にも話せなかった悩みも含めてスラスラとできて、
本当にあの中学校で初めて彼女が声をかけて来てくれた瞬間の光景が、
はっきりと蘇りました。
子どもや孫の話、夫の話、仕事の話、健康の話。
苦手なこと、好きなこと、心配なこと、これからしたいこと、etc、etc・・・。
こんな時間が持てるなんて、なんて幸せなことでしょう。
人生って面白いなあ。
生きてるって面白いなあ。
つくづくと感じました。
いつかまた会える日を楽しみに、
お互いに健康でいようねと言って別れました。
これは、神様からの素敵な素敵なプレゼント💕
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